『宮澤賢治/夢の島からーじ め ん』
この作品は、フェスティバル/トーキョー11のオープニング委嘱作品、飴屋法水とロメオ・カステルッチによるダブルビル上演『宮澤賢治/夢の島から』の後半部分。
幼少のころから宮澤賢治の作品に親しんできたという飴屋法水は、宮沢賢治の作品世界を媒介に、物質や生命をめぐる思索を繰り広げる。会場は戦後から高度成長期にかけて東京中のゴミによって埋め立てられた人工島「夢の島」。その敷地内には、1954年にビキニ環礁沖の水爆実験で被爆した「第五福竜丸」も展示され、核と日本人の悲劇を想起させる場所でもある。震災後、この場所を敢えてパフォーマンスの場に選んだ飴屋は、原発事故がもたらした亀裂と揺らぎを、子供たちのガムラン演奏、キューブリックの「2001年宇宙への旅」やキュリー夫人、そして長崎に投下された原子爆弾などのイメージを召喚しながら重層的に表現する。
2011年
都立夢の島公園内 多目的コロシアム
製作(オンライン配信):国際交流基金 (JF) (https://www.jpf.go.jp/)
製作協力:EPAD実行委員会(https://epad.terrada.co.jp/)
<公演情報>
作:飴屋法水
構成・演出:飴屋法水
出演者:ロメオ・カステルッチ / 飴屋法水 / 小山田米呂 / ブリジッド・コナー / 村田麗華 / 松村空弥 / くるみ / 木間衣里 / 徳永和奏 / 村山竜規 / 小峰星花 / 関口旬子 / 新川美鈴(さくら町子どもガムラン)
サウンドデザイン:zAK
照明コーディネート・デザイン:高田政義(株式会社リュウ)
衣裳デザイン:北村道子
衣裳製作:冬頭信一
ガムラン演奏・指導:川村亘平斎
技術監督:寅川英司+鴉屋
技術監督アシスタント:河野千鶴
舞台監督:田中翼
演出部:林佳美
小道具:栗山佳代子
美術コーディネート:乗峯雅寛
音響コーディネート:相川晶(サウンドウィーズ)
音響助手:田鹿充、西島亜紀
音響プログラミング:澤井妙冶
照明デザイン補佐:川崎渉
映像編集:フクシマミキ、池田野歩
進行助手:コロスケ
演出助手:村田麗華
子どもガムランお手伝い:市田摂子、辻圭介
ガムラン助手:新名真大、佐藤菜実、山岸天平
設営:三和舞台株式会社
通訳:本谷麻子
記録映像:須藤崇規
F/Tスタッフ
プログラム・ディレクター:相馬千秋
制作プロデューサー:前田圭蔵
制作:小森あや、戸田史子、三五さやか
制作アシスタント:大石宏樹、砂川史織
主催:フェスティバル/トーキョー実行委員会 / 東京都 / 豊島区 / 東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団) / 公益財団法人としま未来文化財団 / NPO法人アートネットワーク・ジャパン
<オンライン字幕>
簡体字字幕翻訳:呉珍珍
繁体字字幕翻訳:新田幸生
英語字幕翻訳:ウィリアム・アンドリューズ
フランス語字幕翻訳:藤本さとこ
ロシア語字幕翻訳:タラソヴァ・エカテリーナ
スペイン語字幕翻訳:カルラ・トレド・ベラルデ
<広報文>
米屋尚子(日本語)
配信終了日:2022年10月19日