2022/02/4

『人形浄瑠璃 -魂を宿す舞-』 

石川県白山市東二口。この山間の小さな集落に、江戸時代から民衆によって受け継がれてきた「文弥人形浄瑠璃」が息づいている。たった一人で人形を操るスタイルは、古風で素朴な江戸時代の人形浄瑠璃の姿を留めている。簡素な作りの人形と一体となり、遣い手たちは人形に命を吹き込んでいくのだ。さらに、哀切に満ちた文弥節、迫力のある足拍子など、その技法はいにしえの時代から人々が守り続けてきたものだ。なぜ、このような独自の芸能が、この小さな村で350年もの長きに渡って、大切に受け継がれてきたのか?代表的な演目「大職冠」などを通して、人々の人形に込めた思いを探っていく。

著作・製作:国際交流基金 (JF) (https://www.jpf.go.jp/)

<作品情報>
出演: 【東二口文弥人形浄瑠璃】
道下甚一、土井下悟史、山口久仁、土井下甚太郎
制作協力:東二口歴史民俗資料館、白山市
資料提供:国立国会図書館、東京大学総合図書館
参考文献:
・日本人形浄瑠璃発達史・考/川尻泰司 著
・生きている人形芝居/永田衝吉 著
・現代に生きる 伝統人形芝居/宇野小四郎 著
映像制作:NHKエンタープライズ
映像プロデューサー:浜野高宏、髙木栄治 
映像ディレクター:藤田将生
編集:久保山智香

<オンライン字幕>
英語字幕翻訳:豊崎洋子、ステュウット・ヴァーナム−アットキン
中国語(簡体字)字幕翻訳:左漢卿
中国語(繁体字)字幕翻訳:梁蘊嫻
フランス語字幕翻訳:中嶌直子
インドネシア語字幕翻訳:デウィ・アングラエニ
ロシア語字幕翻訳:タチヤーナ・ソコロワ・デリューシナ
スペイン語字幕翻訳:マウリシオ・マルティネス (https://www.japonartesescenicas.org)

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配信終了日:2027年2月3日