2025/03/28

ラオス×日本 ろう者と聴者が協同するアジアのオブジェクトシアター 『いのちあるもの 闇の中から /ສິ່ງທີ່ມີຊິວິດ ຈາກຄວາມມືດ』

ろう者と聴者が協同する劇団カオニャオ(ラオス)と、デフ・パペットシアター・ひとみ(日本)が、柔軟な発想で新しい空間を生み出す振付家・演出家の白神ももこを迎え、ラタナコーン・インシシェンマイ(劇団カオニャオ主宰)と共に2023-24年の2年にわたる国際共同制作を行った。
「モノが生きる」とはどういうことか。ただそこにある無生物であるはずのモノに、命が吹き込まれる。クリエイションでは、ラオスと日本のモノへのアプローチに違いがありながらも、相互に提案を重ね、徹底したモノとの対話、モノと身体の交感を通じ、差異を克服した新しい表現を構築。本公演では、漁の道具や蚊帳などの日常生活の周りにあるものを中心に10のシーンが展開され、モノたちがまさに生きているかの如く、いきいきと動き始める。

<クレジット>
構成・演出:白神ももこ(モモンガ・コンプレックス)
演出:ラタナコーン・インシシェンマイ(劇団カオニャオ)
出演:ラタナコーン・インシシェンマイ
   カムニソーン・リーヤング
   チョンギ―・ニュティタム
   ケッサナー・インシシェンマイ(以上劇団カオニャオ)
    榎本トオル
   やなせけいこ
   鈴木文(以上デフ・パペットシアター・ひとみ)
   足立沙樹(人形劇団ひとみ座)
   雫境
   鶴田理紗(白昼夢)

照明:伊藤泰行
音響:富山雅之
演出助手:北川結(モモンガ・コンプレックス)
舞台監督:舞台監督:森山香緒梨、原口佳子
舞台部:前田淳

通訳
ラオス語: あさぬまちずこ、スティポン ドゥアンパセウス、チャンタコー ダラヴォン
ラオス手話:ケッサナー・インシシェンマイ
日本手話:小松智美、古川鈴子、清田真美

ラオスコーディネーター:あさぬまちずこ
撮影:古屋均、坂野正人
制作:塚田千恵美、吉村衣世、池内剛志、謝曼妮

主催:公益財団法人現代人形劇センター
共催:独立行政法人国際交流基金
共同制作:公益財団法人現代人形劇センター、独立行政法人国際交流基金
助成:神奈川県マグカル展開促進補助金
後援:(一財)全日本ろうあ連盟、(公社)東京都聴覚障害者連盟、(一社)神奈川県聴覚障害者連盟、NPO法人川崎市ろう者協会、(一社)横浜市聴覚障害者協会、NPO法人国際人形劇連盟日本センター
企画制作:公益財団法人現代人形劇センター

*令和6年度国際交流基金舞台芸術国際共同制作事業として制作されました。
https://www.jpf.go.jp/j/project/culture/perform/creation/2024/index.html

2024年12月21・22日 KAAT神奈川芸術劇場中スタジオにて撮影 
映像製作:公益財団法人現代人形劇センター、独立行政法人国際交流基金、サエラ・メディアクリエート
撮影:坂野正人、古屋均
編集:古屋均

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