『ぼんやりブルース2022』
2011年の東日本大震災、2020年以降の新型コロナウイルス蔓延といった、同時代を生きる人々にとって度重なる不安を音楽によるパフォーマンスとして舞台に乗せた。言葉の持つリズムを複数の俳優が反復するボイスパフォーマンス的な発語と、歌うような台詞、さらに大音量のミュージックなどが、劇場空間の様々な場所から入り混じる。
2021年の初演時は、世界中の人々が同じような不安を抱いていた。そんななか、日本の劇場から地球の裏側にいる人々へと言葉、音楽、ダンス、光、映像などで繋がるような体験をもたらし、第66回岸田國士戯曲賞最終候補作にもなった。
ヌトミックは2016年に東京で結成して以降、新しい音楽劇を模索し、俳優、ダンサー、ラッパー、映像作家などとのコラボレーションを積極的に行ってきた。新演出となった『ぼんやりブルース 2022』は、ヌトミックとしての「ひとつの到達点である」としている(映像は豊岡公演のもの)。
2022
芸術文化観光専門職大学 静思堂シアター
製作(オンライン配信):国際交流基金 (JF) (https://www.jpf.go.jp/)
製作協力:一般社団法人EPAD (https://epad.jp)
<公演情報>
出演:朝倉千恵子、鈴木健太、長沼 航、額田大志、原田つむぎ、藤瀬のりこ
構成・演出・音楽:額田大志
舞台監督:中西隆雄
音響:山川 権
照明:松本 永
照明操作:佐々木夕貴
舞台美術:渡邊織音、堀尾理沙
美術補助:植田晴帆
空間構成:森藤文華
衣装:中島エリカ
映像:高良真剣
ムーブメント指導:藤瀬のりこ
演技補佐:深澤しほ
制作:河野 遥
配信映像編集:高良真剣
録音・ミックス:葛西敏彦
録音アシスタント:加瀬拓真、吉田祐樹
ミックス協力:久保二朗
<オンライン字幕> 本映像の多言語字幕は一般社団法人EPADが2024年度に文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(全国キャラバン)|独立行政法人日本芸術文化振興会)の助成を受けた事業の一環として作成されました。
簡体字字幕翻訳:梅桂瑜
繁体字字幕翻訳:SWSG
英語字幕翻訳:ブレンダン クレイン
フランス語字幕翻訳:藤本さとこ
スペイン語字幕翻訳:ダビ・タランコ
<広報文>
河野桃子
<カンパニーウェブサイト>
https://nuthmique.com/