『ジャグル&ハイド(演出家を探すなんだかわからない7つのモノたち)』
タイ演劇界の最注目演出家、ウィチャヤ・アータマートとサウンドデザインを務めた荒木優光、ドラマトゥルクの塚原悠也による国際共同制作作品としてKYOTO EXPERIMENT 2023にて上演した新作『ジャグル&ハイド(演出家を探すなんだかわからない7つのモノたち)』の創作プロセスを追ったドキュメンタリー映像。
今回、アータマートはこれまでの自身の舞台作品をタイの政治史とともに振り返りつつ、自身がともすれば不当に扱ってきたかもしれないと内省する「メタファーとしての小道具たち」との関わりを問う新作を発表した。遊び心がありながら転覆的な演出は、タイ国家のみならず、知らず知らずのうちに大きな権威構造に飲み込まれる自己・他者のありよう、そして過酷で不条理な状況を問い、乗り越える問題提起の方法へのアプローチを示唆する。
※本映像は令和5年度国際交流基金舞台芸術国際共同制作事業として制作され、KYOTO EXPERIMENT 2023にて上演された『ジャグル&ハイド(演出家を探すなんだかわからない7つのモノたち)』のクリエーションから公演までの様子と、参加アーティストのインタビューを中心に構成しました。
https://www.jpf.go.jp/j/project/culture/perform/creation/2023/index.html
<公演情報>
コンセプト・演出:ウィチャヤ・アータマート
脚本:パティポン・アサワマハポン、ウィチャヤ・アータマート
アート&テクニカルディレクション:ポーンパン・アーラヤウィラシッド、ルアングリット・サンティスック
ドラマトゥルク:塚原悠也
サウンドデザイン・音響操作:荒木優光
マシーン製作:ラポンパット・ドゥワンプローイ
テクニカル・オペレーション:ピティ・ブンソム、モンティラー・ジェームスリ
オブジェクト・オペレーション:スラット・ゲオシークラーム
舞台監督:パティポン・アサワマハポン
英語字幕翻訳:カーリナー・チョーチラウィー、ソーイ・スクウォッド
日本語字幕翻訳:福冨渉
制作:トンチャイ・ピマーパンシー
プロデューサー:ササピン・シリワーニット
協力:バンコク・アート&カルチャー・センター
レジデンス協力:京都芸術センター
共同製作:KYOTO EXPERIMENT、独立行政法人国際交流基金、For What Theatre
助成:公益財団法人セゾン文化財団(国際プロジェクト支援「KYOTO EXPERIMENT × For What Theatre “Juggle & Hide [Seven Whatchamacallits in Search of a Director]”)
共催:独立行政法人国際交流基金 (https://www.jpf.go.jp/)
主催:KYOTO EXPERIMENT
2023年10月1日 京都芸術センター 講堂にて撮影
映像製作:独立行政法人国際交流基金、 KYOTO EXPERIMENT
記録映像:slide//show
撮影・編集:松見拓也
<オンライン字幕>
日本語字幕翻訳:福冨渉
英語字幕翻訳:カーリナー・チョーチラウィー
タイ語字幕翻訳(ドキュメンタリーパート):福冨渉
フランス語字幕翻訳:ワニッチャー・カンチャノーパース、ピンチャノック・タンティユット
ドイツ語字幕翻訳:タナマード・クンスリーラックサクン
配信終了日:2027年3月7日