『ザ・キャラクタリスティックス/シンダー・オブ・プロメテウス』
2011年に結成され、得地弘基が主宰する演劇団体「お布団」。SFやゲームなどの世界観を通し、虚構と現実の境目を問いながら現代社会の抱える問題を浮かび上がらせる。
本作は、経済破綻し、巨大新興企業によって運営されるようになった国家、OEN(オリンポス経済ネットワーク)を舞台とする近未来SF。市民にはナノマシン接種が義務化され、巨大企業があらゆる情報を管理するディストピアで、人間の価値は「労働と生産」に還元できるのかという問いや、消費資本主義への「信仰」をブラックユーモアでえぐり出す。
元犯罪者の社会復帰を行う施設で働く「私」は、ある日、収容者の死亡事故を伝えるニュースに目をとめる。好奇心で調べると、「P」と呼ばれる収容者は思想犯・テロ行為を理由に70年以上も収容されていた。さらに、切除した右腕と右足がサイボーグ化され、脳や内臓の一部も機械化済みという。「膨大な資料の調査」によって明らかになるP(プロメテウス)の過去とは?「労働の拒否」を罪状にPをテロリスト扱いする国家・企業という皮肉は、ディストピアの果てに、もう一つのディストピアの到来を描き出す。
2023年
アトリエ春風舎
製作(オンライン配信):国際交流基金 (JF) (https://www.jpf.go.jp/)
製作協力:一般社団法人EPAD (https://epad.jp)
<公演情報>
出演:宇都 有里紗、大関 愛、立蔵 葉子(青年団)、永瀬 安美、新田 佑梨(青年団)、畠山 峻(円盤に乗る派/PEOPLE太)
脚本・演出:得地 弘基(お布団)
音響・照明・他:櫻内 憧海(お布団)
衣装:永瀬 泰生(隣屋)
制作:半澤 裕彦
制作:谷 陽歩(隣屋)
運営:大野 創(アーバン野蛮人)
<オンライン字幕>
本映像の多言語字幕は一般社団法人EPADが2025年度に文化庁文化芸術振興費補助金(文化庁 人材育成・収益化に向けた舞台芸術デジタルアーカイブ化推進支援事業)の助成を受けた事業の一環として作成されました。
簡体字字幕翻訳:呉珍珍
繁体字字幕翻訳:妥当解釈
英語字幕翻訳:ゲーリー パールマン
インドネシア語字幕翻訳:プラディスタ・クリサンディニ
韓国語字幕翻訳:イホンイ
スペイン語字幕翻訳:富士 迦楼羅
<広報文>
高嶋慈
<カンパニーウェブサイト>
https://engekioffton.studio.site/

