2022/09/2

『桜の園』

世界中で愛され続けるチェーホフの名作を、SPAC-静岡県舞台芸術センターとフランス国立演劇センター・ジュヌヴィリエ劇場のコラボレーションとして、フランス人演出家ダニエル・ジャンヌトーが厳選した日仏俳優による⽇本語とフランス語が⾶び交うまったく新しいチェーホフの劇世界に仕立てた本作。
ジャンヌトーは、新型コロナウイルスや地球規模の災害などによって、⼤きな変化の時期を迎えている現在を重ね、⽬の前に横たわる悲劇的な状況を乗り越えようと必死な登場⼈物たちの姿を通して、世界が希望を持って歩み出すためのメッセージを込めた。
また、主⼈公の屋敷に集う⼈々のどこか噛み合わない会話は、⽇本語とフランス語で交わされることで「分かり合えなさ」を表⾯化すると同時に、⾔語を超えた「理解」にも光を当てる。異なる⽂化に⽣きるアーティストたちの共同作業によってこそ⽣まれる新しいチェーホフ劇、チェーホフが巧みに散りばめた軽快なユーモアに、ぜひご注⽬ください。

本作は令和3年度国際交流基金舞台芸術国際共同制作事業として制作されました。
https://www.jpf.go.jp/j/project/culture/perform/creation/2021/index.html

<公演情報>
主催:国際交流基金(JF) (https://www.jpf.go.jp/ )、SPAC-静岡県舞台芸術センター
製作:SPAC-静岡県舞台芸術センター、フランス国立演劇センター ジュヌヴィリエ劇場
共同制作:Théâtre des 13 vents CDN Montpellier

映像製作:国際交流基金、SPAC-静岡県舞台芸術センター、フランス国立演劇センター ジュヌヴィリエ劇場

演出・舞台美術:ダニエル ・ジャンヌトー
アーティスティック・コラボレーション、ドラマツルギー、映像:ママール・ベンラヌー

出演:
ラネーフスカヤ:鈴木陽代
アーニャ:布施安寿香
ワーリャ:ソレーヌ・アルベル
ガーエフ:阿部一徳
ロパーヒン:カンタン・ブイッスー
トロフィーモフ:オレリアン・エスタジェ
ピーシク:小長谷勝彦
シャルロッタ:ナタリー・クズネツォフ
エピホードフ:加藤幸夫
ドゥニャーシャ:山本実幸
フィルス:アクセル・ボグスラフスキー
ヤーシャ:大道無門優也
通りがかりの男:大内米治

スタッフ:
照明デザイン:ジュリエット・ブザンソン
音響デザイン:イザベル・シュレル
劇中曲作曲:棚川寛子
衣裳デザイン:駒井友美子

舞台監督:小川哲郎
演出部:市川一弥、土屋克紀
照明操作:花輪有紀
照明:小早川洋也、水野ヒカル
音響:原田忍、竹島知里
美術担当:深沢襟、佐藤洋輔
椅子制作:彦坂玲子
映像技術:竹澤朗
映像操作:盛田穂乃歌
ワードローブ:山本佳奈
技術監督:村松厚志

通訳:石川裕美、横山義志、山田ひろ美、原真理子
制作:計見葵、米山淳一、坂中季樹、大石多佳子(字幕操作)

宣伝美術:阿部太一(TAICHI ABE DESIGN INC.)
宣伝写真:橋本裕貴

2021年11月28日(日)静岡芸術劇場にて撮影

撮影スタッフ:
撮影監督・編集:齋藤拓也
ディレクター:佐藤孝道
カメラ:福田高士
VE:小宮幸雄
音声ミックス:間宮博実

<オンライン字幕>
日本語字幕:安達紀子
フランス語字幕翻訳: アンドレ・マルコヴィッチ、フランソワーズ・モルヴァン
英語字幕翻訳: スティーブ・コルベイユ

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配信終了日:2027年9月1日