『長い正月』
1923年(大正12年。9月1日に関東大震災が発生した)の大晦日から2024年(令和6年)年明けまでの100年間に亘る、東京・多摩村にある酒屋・木村家と隣接する神社の神職・田崎家の人々の交流を、木村家の居間と縁側を舞台に、二家族五世代を8人の俳優で演じながら100分で凝縮上演するという〝お茶の間大河ドラマ〟。
震災や戦争など大きく変転する時代を背景としながらも、描かれるのはあくまで市井の人々がささやかに祝う正月の風景で、紡がれる会話の中で巧みに、時代の変化に戸惑い翻弄される個人の心情や、人の生き死にが語られていく。
酒屋、喫茶店、カラオケ喫茶と家業を変えていく木村家がこの国の時代の証人とするなら、100年変わらず神社の生業を続ける田崎家は変わらぬ道標だろうか。対照的な二つの家族の間にも平等に行き過ぎる時の流れの無常を、流行歌の熱唱&ダンス(?)シーンで加速させながら微かな希望へと繋げるエネルギッシュな演出が今作の魅力。演劇にしかできない、「時間」の切り取りと加工のダイナミズムが堪能できる一作だ。
※本映像は権利の都合上により、一部の音楽に無音化処理を施しています。字幕を表示してご視聴ください。
2024年
こまばアゴラ劇場
製作(オンライン配信):国際交流基金 (JF) (https://www.jpf.go.jp/)
製作協力:一般社団法人EPAD (https://epad.jp)
<公演情報>
出演:菊池 夏野、Q本 かよ、熊野 晋也、櫻井 成美、田尻 祥子、埜本 幸良(範宙遊泳)、藤木 陽一(アナログスイッチ)、山川 恭平(Peachboys)
作・演出:石崎 竜史(20歳の国)
美術:坂本 遼
音響:池田 野歩
照明:松田 桂一
舞台監督:久保田 智也
宣伝美術:藤尾 勘太郎
スチール:金子 愛帆
マイム指導:細身 慎之介(CAVA)
配信:ニュービデオシステム
制作協力:新居 朋子
企画協力:佃 直哉(かまどキッチン)
劇団員:、古木 将也(20歳の国)、湯口 光穂(20歳の国)
<オンライン字幕>
本映像の多言語字幕は一般社団法人EPADが2025年度に文化庁文化芸術振興費補助金(文化庁 人材育成・収益化に向けた舞台芸術デジタルアーカイブ化推進支援事業)の助成を受けた事業の一環として作成されました。
簡体字字幕翻訳:呉珍珍
繁体字字幕翻訳:妥当解釈
英語字幕翻訳:山縣美礼
スペイン語字幕翻訳:富士迦楼羅
<広報文>
尾上そら
<カンパニーウェブサイト>
https://www.20no-kuni.com

