2021/03/29

『妖精の問題』

見えない領域に追いやられた者たちを
ユニークな手つきで考察する

作家自身の奥底にも内在する優生思想、および日本社会での生きづらさを見つめ、偽善的ではない方法であらゆる人間の「生命」を肯定する試みとして生まれた舞台。タイトルの「妖精」は「みえないもの」の隠喩。一部は落語『ブス』、二部は歌唱『ゴキブリ』、三部はセミナー『マングルト』と、それぞれ異なった物語・スタイルで構成された三部作。現代社会で見えないように扱われているものたちを、ユニークかつ批評性を持った手つきであぶり出す。

製作(オンライン配信):国際交流基金(JF) (https://www.jpf.go.jp/​ )
作・演出:市原佐都子(http://qqq-qqq-qqq.com/​ )
出演:竹中香子、兵藤真世、山村崇子(青年団)
演奏:杉本亮
音楽:額田大志(東京塩麴/ヌトミック)
舞台美術:中村友美
字幕翻訳:オガワ・アヤ
ドラマトゥルク:横堀応彦
舞台監督:岩谷ちなつ
照明:川島玲子
音響:椎名晃嗣
映像:松澤延拓、堀田創
制作:増田祥基
映像編集:桜木美幸
主催:KYOTO EXPERIMENT
助成:公益財団法人セゾン文化財団
(KYOTO EXPERIMENT 2018公式プログラム招へい公演)

<オンライン字幕>
中国語(簡体字)字幕翻訳:董纡含
中国語(繁体字)字幕翻訳:新田幸生
英語字幕翻訳:オガワ・アヤ
フランス語字幕翻訳:スロコンブ都
韓国語字幕翻訳:イ・ホンイ
スペイン語字幕翻訳:マルタ・モヤ (DARUMA, SL)
ロシア語字幕翻訳:ビクトル・ニゼリスコイ
ポルトガル字幕翻訳:4エスタソンイス社

<広報文>
田中伸子(英語)、川添史子(日本語)

配信終了日:2022年3月31日