『新作音楽劇ワークインプログレス公演』
岡田利規率いる演劇カンパニー・チェルフィッチュと現代音楽家の藤倉大、オーストリアを拠点とする現代音楽アンサンブルKlangforum Wienによるこれまでにない新しい音楽劇の創作に挑む新作ワークインプログレス公演。
歌手でなく俳優が、言葉をメロディーに乗せる「歌唱」とは異なる手法で、そして情景や心情を描くための音楽とは異なる在り方で、岡田氏と藤倉氏が言葉と音楽の新しい関係を追及する。両者によるフィードバックとディスカッションを通じ、クリエーションの過程を試作し、新たな創造が生み出される。
本映像は2021年11月にタワーホール船堀で行われたワークインプログレス公演の様子と終演後の岡田氏、藤倉氏よる合同記者発表をまとめたものです。
本作は令和3年度国際交流基金舞台芸術国際共同制作事業として制作されました。
https://www.jpf.go.jp/j/project/culture/perform/creation/2021/index.html
<楽曲情報>
never given (work in progress) for 5 players – FUJIKURA Dai / 藤倉大 作曲 (2021)
本プロジェクトのために製作された、藤倉大によるコラージュ
藤倉大の既存の楽曲であるGO、 Another Place、 Perpetual Spring、 Engravingに加え、新たに作曲された楽曲が含まれている。
<公演情報>
作・演出 岡田利規
作曲 藤倉大
出演 青柳いづみ、朝倉千恵子(ワークインプログレス公演は出演なし)、大村わたる、川﨑麻里子、椎橋綾那、矢澤誠
演奏[映像出演]Klangforum Wien[ライブ出演]吉田誠(クラリネット)、アンサンブル・ノマド
ドラマトゥルク 横堀応彦
舞台監督 川上大二郎
音響プランナー 白石安紀(石丸組)
サウンドデザイン 永見竜生/Nagie
照明プランナー 髙田政義(RYU)
映像プランナー 山田晋平(青空)
記録映像ディレクション・撮影 冨田了平
記録映像撮影 遠藤幹大 玄宇民 西野正将
記録写真 加藤和也
主催 独立行政法人国際交流基金
企画制作 一般社団法人チェルフィッチュ、株式会社precog
(※本公演は2023年にウィーン芸術週間委嘱作品として発表予定)
チェルフィッチュ webサイト
https://chelfitsch.net/activity/2021/10/chel-fujikura-wip.html
<オンライン字幕>
英語字幕翻訳:アヤ・オガワ
フランス語字幕翻訳:コリーヌ・アトラン
ドイツ語字幕翻訳:アンドレアス・レーゲルスベルガー